【相続戸籍④】集めるのにどれくらい時間がかかる?

相続戸籍はどれくらいで集まるの?
相続の手続きを始めると、「まず戸籍を集めましょう」と言われることがあります。
そのときによくあるのが、「戸籍って何日くらいで集まるの?」という疑問です。
銀行の手続きや不動産の名義変更も進めたいのに、戸籍集めで何週間もかかるのではないかと心配になる方も少なくありません。
この記事では、
- 戸籍集めにかかる期間の目安
- 時間がかかるケース
- 少しでも早く進めるコツ
について分かりやすく説明します。
結論
戸籍集めにかかる期間は、早ければ数日、一般的には1〜3週間程度が目安です。
ただし、・本籍地が何度も変わっている・昔の戸籍をたどる必要がある・郵送で請求するといった場合は、さらに時間がかかることがあります。
なぜそんなに差が出るの?

戸籍は1か所で終わるとは限らないからです。
以前の記事で説明したように、相続では亡くなった方の出生から死亡までの戸籍を確認する必要があります。
そのため、
現在の戸籍を取得する
↓
前の本籍地を確認する
↓
さらに前の戸籍を取得する
という流れを繰り返すことがあります。
つまり、戸籍を取り寄せながら、次に取る戸籍を探していく作業になることがあるのです。
どのくらいの期間がかかるの?

実際によくあるケース
例えば、生まれてからずっと同じ地域で暮らしていた方の場合は、比較的スムーズに集まることがあります。
一方で、・結婚で本籍地を変えた・転籍をした・戸籍が新しい様式に作り直された(戸籍制度の改製)といった事情があると、取得する戸籍が増えることがあります。
そのため、同じ相続手続きでも必要な期間は人によって異なります。
本籍地が遠方でも大丈夫?
以前は、遠方の役所へ郵送請求することが多くありました。
現在は戸籍の広域交付制度により、最寄りの市区町村窓口で取得できるケースもあります。
ただし、取得できる戸籍には条件があります。
また、窓口の混雑状況によっては時間がかかることもありますので、事前に確認しておくと安心です。
よくある勘違い
「亡くなった直後でなくても大丈夫だから後回しでいい」
もちろん戸籍に取得期限はありません。
しかし、銀行手続き不動産の名義変更法定相続情報一覧図の作成など、多くの手続きは戸籍がそろわないと進められません。
そのため、結果として全体の手続きが遅れてしまうことがあります。
戸籍集めは相続手続きのスタート地点と考えておくとよいでしょう。
実務上のポイント
戸籍集めで一番時間がかかるのは、「どこの役所に請求すればよいか分からない」 という状態です。
まずは、・亡くなった方の最後の戸籍・本籍地を確認するところから始めましょう。
そこが分かれば、次に必要な戸籍をたどっていくことができます。
まとめ
相続戸籍を集める期間は、早ければ数日、一般的には1〜3週間程度が目安です。
ただし、本籍地の移動が多い場合や郵送請求が必要な場合には、さらに時間がかかることがあります。
相続手続きをスムーズに進めるためにも、まずは早めに戸籍集めに取りかかることが大切です。

戸籍集めで迷ったときは、まずはお気軽にご相談ください。



