【相続戸籍②】どこで取るの?本籍地が分からないときは?

相続の手続きを始めると、銀行や証券会社、法務局などから、「亡くなった方の戸籍を集めてください」と言われることがあります。
そこで多くの方が困るのが、
「戸籍はどこで取るの?」
「本籍地なんて知らないんだけど…」
という疑問です。
実は、本籍地が分からなくても調べる方法があります。
この記事では、戸籍をどこで取るのか、本籍地が分からないときはどうすればよいのかを分かりやすく説明します。

結論

戸籍は、本籍地のある市区町村で管理されています。
そのため、まず本籍地を確認することが最初の一歩です。
本籍地が分からない場合は、住民票を取得することで確認できることがあります。

なぜそうなるの?

戸籍は、その人の出生や結婚、親子関係などを記録するための書類です。
相続では、「誰が相続人なのか」を確認する必要があります。
そのため、亡くなった方の戸籍を集めることになるのです。
ただし、戸籍は住所地ではなく、本籍地で管理されています。
たとえば大阪に住んでいても、本籍地が北海道なら、戸籍は北海道で管理されています。

本籍地が分からないときは?

まずは、亡くなった方の住民票を取得してみましょう。
住民票を請求するときに、
「本籍地入りでお願いします」
と伝えると、本籍地が記載された住民票を取得できることがあります。
そこで本籍地が分かれば、その市区町村に戸籍を請求できます。

本籍地が遠方でも大丈夫?

本籍地が北海道や沖縄など遠方にあることも珍しくありません。
以前は郵送で取り寄せることが一般的でした。
現在は戸籍の広域交付制度により、最寄りの市区町村窓口で取得できる戸籍もあります。
ただし、利用できる戸籍には条件があります。
窓口によって取り扱いも異なるため、事前に確認しておくと安心です。

なぜ一か所の役所だけで終わらないことがあるの?

相続では、亡くなった方の出生から死亡までの戸籍が必要になることがあります。
ところが、人は人生の中で本籍地を変えることがあります。
例えば、

といった場合です。
その結果、

そのため、一つの役所で終わらないことがあるのです。

では、次の戸籍はどう探すのでしょうか。
実は取得した戸籍を見ると、「○○市から転籍」などの記載があります。
その記載をたどりながら、前の戸籍を順番に集めていきます。
まるで人生の足跡をたどるようなイメージです。

よくある勘違い

✅ 今住んでいる市役所で取れると思っていた
 → 戸籍は住所地ではなく、本籍地で管理されています。
最後の戸籍だけでいいと思っていた
 → 相続では出生から死亡までの戸籍が必要になることがよくあります。
本籍地が分からないから進められないと思っていた
 → 住民票などから確認できることがあります。
まずは本籍地を調べることから始めましょう。

実務上のポイント

戸籍集めで最初につまずくのは、本籍地が分からないことです。
しかし、本籍地が分かれば次の一歩が見えてきます。
まずは住民票で本籍地を確認する。
そこから戸籍を取得し、戸籍に書かれた転籍の履歴をたどっていく。
実際の手続きは、この繰り返しです。

まとめ

相続戸籍は、本籍地のある市区町村で管理されています。
本籍地が分からないときは、まず住民票で確認してみましょう。
また、相続では出生から死亡までの戸籍が必要になることが多く、本籍地の変更があると複数の役所から取り寄せることになります。
まずは、「本籍地入りの住民票を取得する」ここから始めてみてください。

戸籍集めで迷ったときは、まずはお気軽にご相談ください。

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